すき家のバイトって、ネットを見ると「きつい」「辞めたい」ってワードが結構出てくるんですよね。夜間のワンオペが話題になったこともあるし、ピークタイムの忙しさの噂も聞くし、口コミを見ると不安になる人も多いはず。
応募していいのか迷う気持ち、かなり分かります。
実際、すき家は業務量が多めで、時間帯によっては“ほんとに人足りてる？”って状態になることもあると言われています。ただ、全員が「無理！」と言っているわけでもなく、「慣れたら案外好きだった」という声だってあるんですよね。
実際に働いた人の本音って、ただのネガティブ情報だけじゃなくて「やりがいあった」「人間関係は良かった」みたいな声もあって、意外と一面だけでは語れません。
この記事では、実際に働いた人たちのリアルな口コミを集めて、「きつい」と言われる理由、それでも続けられた理由、そして辞めた人の本音まで、かなり赤裸々にまとめました。
バイトの求人に応募する前で、「これから働くか迷ってる」、現に働いていて「辞めたいけど言い出せない」、色んな事情の方がいると思いますが、”現場のリアル”をそのままお届けしたいと思います。
※本記事は、実際によく見られる口コミをもとに構成・編集したものです。口コミは個人の感想であり、内容や感じ方には個人差があるため参考程度にご覧下さい。
すき家のバイトを経験した人のリアルな口コミ
男性／19歳／大学生
最初の週はマジでついていけなくて、頭の中ぐるぐるしてました。牛丼の提供って、ただご飯よそって肉のせるだけじゃないんですよ。トッピングの種類が多いし、“特盛”“並”“ご飯少なめ”とか地味に間違えやすい。
でも、慣れてくるとお客さんが途切れなくても“リズム感”が出てきて、やりがいはちょっと出てくるんですよね。ただ、ピーク時にテイクアウトの並びやウーバーさんが目に入ると一瞬で心が折れそうになります。
深夜帯に入ったときに当時ワンオペの日があって、注文・調理・提供・片付け、全部1人で回すのはさすがにきつかった…。
女性／26歳／フリーター
すき家って調理のレパートリーは単純なんだけど、動き続けるから体力勝負でした。立ちっぱなしで足がむくむし、朝の仕込みが思った以上に時間かかるんです。
辞めたい…と本気で思ったのは、年末年始のシフト。めちゃくちゃ忙しいのに、急に人が欠けると全員がピリピリして空気が悪くなる。あの時は帰り道に「私、このまま続けるの…？」って何度も自分に問いかけてました。
男性／30歳／フリーター
厨房とホールが明確に分かれてないから、どっちもやるのが最初は大変でした。やりがいは、常連さんと軽く会話できるようになったとき。でも、夜勤で酔っ払いのお客さんが来てずっと絡まれたときはきつかったです。
女性／31歳／主婦
家から近いからという軽い理由で始めたんですが、思ってたよりやることが多い！ 忙しい時は息つく暇がないし、注文が一気に入ると焦って手が震える瞬間もあったりして…。
でも、同じ時間帯のメンバーが優しくて、ミスしてもフォローしてくれたから続けられました。
子どもの急病で休まざるを得ない時に、職場がギリギリの人数で回してて、申し訳なさすぎて心が折れそうになった時は「辞めよう」って思いました。
男性／28歳／フリーター
深夜帯の時給が高いから入ったんだけど、実際は割に合わない日もある。やりがいは、店長から“対応丁寧で助かってるよ”って言われた時。
今は廃止されたけど、当時ワンオペしていた時、洗い物が溜まってる中、Uber Eatsの注文が一気に入ってきた時は、本気で“辞めたい”って口から出てました。
女性／36歳／主婦パート
とにかく動き続けるから、体力ない人はしんどいと思う。 ただ、出来上がりのスピードが上がって、自分でも“お、早くなった！”って分かった時は気持ちよかった。
ちょっとしたクレーム対応の時でも、聞く耳を持たない人が相手だと、こちらの心が削られる。
すき家のバイトが「きつい」「もう辞めたい」と口コミされる理由
すき家の“きつさ”には、いくつかよく言われるポイントがあります。ただし、これはあくまで個人差が大きい部分で、同じ環境でも「余裕だった」という人もいます。
まず、ピークタイムの忙しさ。牛丼チェーンって回転が速いから、注文が止まらない時間帯は息つく暇がないほど動き続けます。
次に、マルチタスクが求められること。調理・提供・レジ・片付けをシームレスに回す必要があり、慣れてないうちは頭が混乱しがちです。
そして、一部の店舗ではスタッフの人数がギリギリで、急な欠勤が出ると一気にしんどさが増すという声もあります。
また、深夜帯のワンオペについては昔から話題ですが、現在は廃止されています。ただ、店舗によって状況がかなり違うため、労働環境に関しては一概には言えません。「店長とスタッフの雰囲気が良くて働きやすい」という声もあるので、個人差は非常に大きいポイントです。
実際に辞めた人の体験談
人手不足で限界を感じて辞めた
仕込みも洗い物も溜まってるのに、お客さんがずっと続く日があって、完全にキャパオーバー。“今日もか…”と思った瞬間、出勤するのが怖くなってしまい、続けるのが難しくなりました。
新人が定着しない期間が続き、自分の負担が増え続けて退職。
体力的に限界を感じて辞めた
ピーク後の片付けが予想以上の仕事量で、講義との両立ができず退職。忙しい日は地獄。ワンオペではないけど、注文・調理・片付け・清掃、全部1人でこなしていました。体が限界で辞めました。
人間関係に疲れて辞めた
店長が変わってから雰囲気が悪くなり、ミスの指摘が強くなったため精神的にしんどくなり退職。悪い人じゃないんですが、指示が細かすぎて毎回ビクビクしてしまい、働くたびに気疲れしていました。
クレーム対応が精神的にきつかった
ちょっとしたことなんだけど、やたら怒り気味で聞いてきたお客さんがいて、普通に説明しても“聞く気ないよね？”みたいな態度で、それ以来、人間不信になってしまいました。
家庭との両立ができず辞めた
子どもの急な発熱で休むことが増えて、申し訳なくて続けられなくなりました。人が少ない店舗だと、誰か休むと店が回らなくなるのが現実でした。
【参考】バイトの辞め方
退職日と伝え方を決める
退職日は、自分の都合だけでなく店舗の状況も考えて決めましょう。法律上は「辞める2週間前までに伝える」ことで問題なく辞められますが、飲食店はシフト調整の都合もあるため、できれば1か月前に伝えると親切です。
「店の都合なんて関係ないし…」という気持ちはよく分かりますが、お世話になったことも踏まえ、波風立てずに辞めましょう。
伝え方は、口頭・電話・LINEいずれでもOKですが、基本は店長に直接伝えるのが確実です。
聞かれたとき用の退職理由は「学業との両立が難しくなった」「家庭の事情で…」「本業に専念したい」「体力的に続けるのが難しくなった」など無難なもので大丈夫。
実際の会話例
「店長、お時間よろしいですか。今のシフトを続けるのが難しくなってきていて、○月○日を目安に退職したいと考えています。引き継ぎもしっかりやりますので、よろしくお願いします。」
言いづらい場合は退職代行で
どうしても自分で言えない場合は、退職代行サービスを使う人も増えています。依頼後は代行業者が店側へ連絡し、本人は出勤せずに即日で辞められるケースがほとんど。費用の相場は2〜3万円ほどで、バイト退職なら比較的スムーズに進む傾向があります。
まとめ
すき家のバイトは、スピードと体力、コミュニケーション能力が求められる分「きつい」「辞めたい」と感じる人も一定数います。ただ、その反面“達成感”や“接客の楽しさ”を感じて続けている人も多い仕事です。
応募するか迷っているなら、自分の働きたい時間帯に店舗に赴き、実際の現場の雰囲気を見て判断するのが一番確実です。今回の口コミも参考にしつつ、自分が無理なく続けられる環境なのかを見極めることが大切です。
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