バイト探しの定番として人気のコンビニ「セブンイレブン」。しかしネット上では「セブンのバイトはきつい」「辞めたい」という口コミも少なからず見受けられます。
ただ、これはあくまで個人の感想によるもので、そのお店の労働環境によっても違うし、「きつい」や「楽」などの感じ方には個人差があります。
とは言っても、実際のところ働いてみるとどんな感じなのか気になるものです。
求人に応募する前に、バイトの下調べで何となくだけでも情報が分かれば安心できますよね。自分もよく体験談とか口コミとか参考にしてましたよ。ま、最後は店ガチャですけどね。
この記事では、セブンイレブンでバイトを経験した人たちのリアルな声をもとに、やりがいや大変だったことまで、実際の体験談をまとめました。
良い面・悪い面リアルに紹介しつつ、「バイトを続けられる人」と「辞めたくなってしまう人」の違いにも触れていきます。でもこれってどっちが良い悪いではないんですよね。
※本記事は、実際によく見られる口コミをもとに構成・編集したものです。口コミは個人の感想であり、内容や感じ方には個人差があるため参考程度にご覧下さい。
体験談１（男性／19歳／大学生）
家の近くにセブンがあったのが一番の理由です。授業の合間や夜の時間を使って働けると思い、大学に入ってすぐに応募しました。コンビニのバイトは初めてでしたが、「研修がしっかりしている」と聞いていたので安心感がありました。
最初はレジや公共料金の支払い対応に戸惑いました。覚えることが多く、ミスをしないよう気を張っていたので、正直「きついな」と思ったこともあります。
ただ、慣れてくるとお客さんとの会話が楽しくなりました。夜勤は長くてかなりつらかったですが、バイト先で友達も出来て良い経験でした。
体験談２（女性／18歳／高校生）
高校生でもできるバイトを探していて、学校の帰り道にあるセブンに応募しました。接客に興味があったし、友達も「セブンは高校生でも採用されやすい」と言っていたので安心して応募しました。
とにかく覚えることが多くて最初は大変でした。レジや品出しだけじゃなく、たばこ、おでん、揚げ物、コーヒーの補充など、やることが次々にあって「忙しい！」と思う日も多かったです。逆に言えば充実してていいんですけどね。
店長が優しくて、少しずつ仕事を任せてもらえるようになった時は嬉しかったです。最初の1ヶ月ぐらいは「辞めたい」と思いましたが、今は続けてよかったと思っています。
体験談３（男性／26歳／フリーター）
音楽活動をしているので時間の融通がきくバイト先を探していたところ、深夜勤務で稼げるセブンを見つけました。夜勤手当が出るし、人が少ない時間に黙々と作業するのが性に合っていると思ったのがきっかけです。
深夜勤務は体力的にきつい部分があります。特に品出しをしながらのレジ対応は大変です。それでも、自分のペースで作業できる時間帯もあり、慣れてくると「意外と楽しい」と思える瞬間もあります。安定してシフトに入れるのも魅力でした。
体験談４（女性／30歳／主婦）
子育ての合間に短時間で働ける仕事を探していたところ、近所のセブンで午前中の募集を見つけました。家から近くて、子どもが幼稚園に行っている時間だけ働けるのが決め手でした。
朝の時間帯はお弁当の搬入やレジが重なってバタバタします。慣れるまでは本当に大変で、「もう辞めたい…」と思ったことも。でも常連のお客様が多く、笑顔で挨拶してくれるのでやる気が出ます。働きながら地域の人とのつながりができたのが良かったです。
体験談５（男性／22歳／専門学校生）
授業が午後からだったので、午前中に働けるコンビニバイトを探していました。友人から「セブンはお会計がセルフだから楽だよ」と聞いたので応募しました。
最初は接客が苦手で、たまにあるクレームが怖かったです。忙しい時間帯はスタッフもピリピリしててプレッシャーが強くて「辞めたい」と思ったこともありました。それでも、パートさんが助けてくれたり、だんだんと仕事が早くなっていくのを実感できて、自信につながりました。きつい時期を乗り越えると達成感があります。
「きつい」「辞めたい」という口コミは、個人差がある
ネット上で「セブンイレブンのバイトはきつい、大変、つらい」といった口コミを目にすることがありますが、その多くは個人の感じ方に左右されるものです。
にも拘わらずそれをそのまま受け止めてしまうと、バイト探しの候補から外してしまうことになり、機会損失になりかねません。
実際には「忙しいけど楽しい」「仕事で大変な時もあるけど、居心地が良い」「人間関係が良くて何年も続けている」といったポジティブな声も多くあります。
店舗によって雰囲気や業務量が大きく異なるため、マイナスの口コミだけで判断するのはもったいないです。バイト先は自分の性格や生活スタイルに合うかどうかで選ぶのがポイントです。
実際に辞めた人の体験談
職場の雰囲気に馴染めず退職を決意した（女性／19歳／大学生）
最初は明るい職場だと思っていましたが、仕事を覚えていくうちに「新人へのあたりが強い」人がいると感じるようになりました。何度か注意を受けるたびに怖くなってしまい、出勤前にお腹が痛くなるほどストレスに。
思い切って店長に相談したら、「無理しなくていいよ」と言ってもらえ、気持ちが軽くなりました。今では別の職場で前向きに働けています。
学業との両立が難しくなって辞めた（男性／18歳／高校生）
テスト期間や部活の大会が重なって、勉強時間が確保できなくなりました。最初はシフトを減らしてもらいましたが、それでも思うように両立できず、やむを得ず退職。
事情を話すと、店長も「頑張ってるの知ってるから応援するよ」と理解してくれました。今では受験勉強に集中できています。
夜勤シフトの負担が大きくて退職（男性／22歳／専門学生）
夜勤での勤務が続き、生活リズムが崩れて体調を崩すことが増えました。授業にも集中できず、このままではどちらも中途半端になると感じて辞める決意をしました。
店長からは「人手が足りないから助かってた」と引き止められましたが、事情を説明して理解してもらえました。今は昼間の仕事に変えて体が楽になりました。
辞めた後は気持ちがスッキリした（女性／21歳／短大生）
辞めるまでは「迷惑をかけたらどうしよう」と不安でしたが、退職して数日後にはスッキリ。自分の時間ができて、友達と過ごす余裕も生まれました。職場には感謝もあるので、辞めることを悪いことだとは思っていません。自分のペースで働ける場所を選ぶことも大切だと感じました。
【参考】バイトの辞め方
退職日と伝え方を決める
辞めたいと思ったら、まず退職日をいつにするかを明確にしましょう。コンビニのようなシフト制の職場では、最低でも2週間前、できれば1か月前に伝えるのがマナーです。
伝える手段は、基本的には口頭がおすすめです。忙しい時間を避けて、店長が落ち着いているときに話しましょう。
直接会えない場合は電話でも大丈夫です。LINEは便利ですが、いきなりメッセージだけで辞める意思を伝えるのは避けた方が無難です。まず「お話ししたいことがあります」と伝え、直接会話で説明するようにしましょう。
また、退職理由を聞かれたときに困らないように、あらかじめ考えておくのがポイントです。以下のような理由が一般的で、印象も悪くなりにくいです
- 学業との両立が難しくなった
- 家庭の事情でシフトに入れなくなった
- 体調を考えて一度リセットしたい
相手を責めたり、ネガティブな言葉を使う必要はありません。淡々と伝える方がスムーズです。
実際の会話例
「店長、少しお時間よろしいでしょうか？実は○月いっぱいでアルバイトを辞めたいと考えています。学業との両立が難しくなってきたのが理由です。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。」
丁寧に伝えて感謝の言葉を添えることで、印象を悪くせず円満に退職できます。
すぐに辞めたいなら退職代行が便利
「直接話すのが怖い」「引き止められるのが苦手」という人は、退職代行サービスを使う方法もあります。代行業者があなたの代わりにお店へ連絡してくれるので、直接やり取りせずに辞めることができます。
費用はおおむね１〜3万円程度。即日退職できるケースがほとんどなので、無理をして我慢し続けるよりも、さっさと円満に退職して心を休める方が結果的にプラスになります。
まとめ
セブンイレブンのバイトは、確かに覚えることが多くて忙しい場面もあります。でもそれを言ったら他のコンビニも同様ですし、他の業種・職種全てに同じことが言えます。
コンビニの仕事は接客スキルや責任感、チームワークを身につけられる環境でもあります。「きつい」「もう辞めたい」と感じる時期を乗り越えた人の多くは、「やって良かった」「良い経験になった」と感じているようです。
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